金曜日に30mm越えの雨が降って、土曜の岩は絶望的。かと思ったけど半日業務を終えて外に出てみたらめちゃくちゃいい風吹いてた。
サロン終わりで髪とぅるとぅる上機嫌なサエと、ちょっと希望をもってフクベに直行。麓の温度計は15℃、路面はほとんど乾いてたけど記帳は5組くらい。
すずめばちに偵察に上がってみたら岩は黒々としてた。けど軽く湿ってるくらいで乾かせば登れそうな感じ。マキタ2台をセットして放置。アップのルーチンこなしたり、武井さんやkojiさんと話していたら時間は過ぎて15時半から開始。
ムーブ確認でアップ。前回Day4に裂けた指の保護でテーピングをしてても問題なくムーブは起こせるので、テーピング外して繋げ。
1トライ目はカチ取りで左側を取りすぎて流れが悪くなった。左手の持ち直しはできたけど、そちらも親指の位置が悪くて、リップに無理矢理手を出そうとしたけど、前回に裂けた指がフラッシュバックして不発。
指は冷えたままだったのでチョークアップし直して、そのまま2トライ目。カチ取りはちょっと出すぎたものの、作ったムーブが綺麗に繋がって完登できた。登れる時はあっけないなー。
結局、皮も岩もいいコンディションに出会うことなく終わってしまった。もっと早く登れたのになって思うこともあったけど、ひとつずつ解決していった5日間のプロセスは悪くはなかったな。
で、一段降りてシンバルに。
前回は5分も触ってないから実質Day1でいいよね。湿っぽいけど気温は低いので初手のカチにフリクションを感じれた。でも動画でよく見るヒールの位置は狭すぎて何も分からん。試しにスタートに手にヒーしてみたら次に進めた。
一度カンテを抑えて、右手をオープンからフルクリンプに変えて、上体を固めたら左手のピンチまで取れて、そこから動けず。
ピンチの向きからして、カンテのさらに外側に重心を持っていかないと保持できなさそうで、なんとか左のヒールを手前にずらす方法を模索してたけど解決せずに、ナイトにもつれ込む前にフィニ。
帰ってきて動画を見たら、ピンチを取ったら右ヒールを掛けにいって、身体をカンテの右側に持っていきながら右手をスラップしてガバピンチまで送るっぽい。ちょっと我慢が足らんかったかな..
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翌、日曜日もフクベに。wizライス。
年に数回ある、眠剤飲んでも全く寝付けない夜でほぼ無睡になってしまった。岩に行く時はめちゃくちゃ寝起きさっぱりなのに、今日は身体が重くてかなり頑張ってベッドから脱出。
12時から小雨がぱらつく予報だったので暗いうちにライスをピックアップ。岩場の気温は低めだけどしっとり、空は今にも降り出しそうにどんより。
かやの滝エリアのホスタでアップ。
30分くらいで登れて身体は良い感じに動いてきたけど、上部のクラック内と苔が濡れててワンチャン死ねるコンディションだった。
で、上流へ。ライスはすずめばちで、僕は応援しながらシンバルDay2に。
初手のカチは人差し指をスプーンカットのエッジ部分に食い込ませると持ち感が良くなったので、1トライ目から左手ピンチまで送れた。でも、スタートのヒールを残すと、重心が下がって左手のピンチの保持感は悪いまま。そこで無理やり右手を送ろうとしてもスラップして落ちるので、なんとかして左ヒールを手前に寄せてこなきゃいけない。
んで、左手ピンチを取ったらそこで我慢して、右のヒールをかけながら、左のヒールを外して、上体を右に寄せてきたら、落ちるまでに1秒弱は浮いていられた。
後は、右手をガバピンチへ送る際に、左手は親指を畳まずにピンチを維持できれば止めれそうか?
合計10トライで人差し指の腹が抉れて、ピンクの部分がこんにちわしてきたので指皮温存で撤退。身体の調子もよくないし、悪いイメージがつく前に引くがよろしい。
14時ごろに下流に移動。今シーズン初のハッパマシンガンに。
移動して早々にポツポツ降り出したけど続行。待ちが長くて身体が冷え切ったのでアップし直しがてら抜けの1級パートを登ったら、ムーブはミスったけどストレスなく再登できた。今年4月よりは強くなったなあ〜とか思いながら核心のランジ部分をやってみたけど、さっぱりできん。ぱっと見得意系なのに何でできないのかも分からなかった。相性が悪いのか?
おまけに前半パートの左ヒール連続で膝が痛むので、早々にトライ中止を宣言。
シンバルのヒールもかかりが良すぎて左膝の負担は大きいし、同部位に負荷がかかる課題の並行はやめる。夏にせっかく治した膝痛をここで再発させてシーズンを棒に振りたくないし、しばし封印かなあ。
残った時間は眠気で落ちる瞼をひっぱり上げつつ、頑張るライスを温かい目でみてた。で、15時半に本降りになる空気感になって、急いで撤収したら車に着いた瞬間に本降り。なんだかんだこの時間まで登れたし、宿題は次の一手に進めそうな空気感だったので満足してフィニった。