仕事後から岩場にいく予定を立てたけど、疲れが溜まっていてなんとなくやる気が出ない感じ。やりたい課題はいっぱいあるけど腰を据えて打つ気力はない。恵那でもフクベでもいいし、課題もどれでもいい。優柔不断な自分にイライラしながらも、モチベが燃えてる状態じゃないし「アプローチの近い方で」っていう消極的な意思決定でフクベに。Tバックやサンシャインが多少バラせたらいいなって。
暑い予報だったので陽が沈まないとまともに登れないし、有酸素でアップしたら調子がどう変わるか知りたかったから、先に山に登ることにした。で、定期的に山へ連れていかないと拗ねてソファの下から出てこなくなるはなちゃんと共にサエと。
お互い仕事が終わってから名古屋を出て15時半ごろに記帳所着。行きの車中は暑いくらいで、麓の気温計は24℃だった。
日没までそんなに時間がなかったから尾根に上がるまで歩くつもりでスタート。トイレのすぐ前の登山道から入る。沢道もあるけど、地域に愛された低山なだけあってめちゃくちゃ歩きやすい。1時間ちょっと進んで、尾根沿いに上がる枯れ沢筋でタイムアップになったので軽くメシ食って、日没ジャストに駐車場着。
で、Tバックへ。スタートが濡れてるのでティッシュ突っ込んで乾かし作業から。
アップはバックドロップで吹っ飛びつつ、Tバック前半をバラす。それっぽいのを左でピンチして、右手をポケットに寄せてくるけど止まる気配がない。ポケット下縁がめちゃくちゃエッジ立ってて本気のデッドしたら指先飛びそうだし、右キョンは深すぎてめちゃくちゃ膝痛いしで絶望。ソロだし気長にやるかと何度もトライするも止まらない。
1時間くらいして、クランチのお兄さんが登場して、そこはポケットをガスですよと教えてもらったら1発でこなせた。先のムーブは朧げだけど、やってるうちに洗練されていくハズ、とそこからは全て繋げトライ。
左手ポケットにガス、足先行でフック、右手も隣のポケットに寄せてからの左を大きく送るパートで何回か落ちたけど、左のデッドというよりは右手を効かせるようにジワジワと左に重心移動してから左手を送ることで解決した。
湿度95パーセント、気温10度前後とコンディションは終わってるのでバックドロップ最終3手がずれて沼る。上の写真の右手ピンチの保持感が良かったトライで、挟み込んで左手カチもいいポジションで取れた。そこから右手を手前ピンチに戻して、足切れで振られないように右足をスタンスに移してから、右手もカチに飛ばしガバ取りで終わるムーブを作っていたのに、ムーブミスで右ヒールにかけて直してしまった。なんとか右カチに飛ばして、足切れの振られも耐えたけど、左手がすっぽ抜けて落ちた。22時ごろまで粘ったけど、その後のトライは右手ピンチの保持感が悪くてグダってフィニ。
悔しかったけど仕方がない。トライ中も「二段ワンデイ、ワンチャンあるか〜」って気持ちが浮ついたし、集中しきれてなかった。そもそもバラせたらいいなレベルで岩場に来てたから、握り込まなきゃいけないシーンで手を離してしまったり、完登のメンタルが作れてなかった。そういう日もある。
有酸素でのアップはおそらく有用ってことと、高湿度でもアドフリクション+スタッフハイジェニックの組み合わせはそれなりに仕事をしてくれるってことが分かったのは収獲。
*追記
Day3で登れました