満を持して車を買い替えました。
なんでか定期的にきてたプリウス購買意欲。ついに現実になった。スポーツカーを散々乗り継いできた人間がいきなりエコカーを買うとか言い出すもんだから、毎回周りから心配の声が上がってたけど、通勤で毎日100キロ乗る上に毎週のように恵那や下呂なんか行こうものならガソリン代で月10万円近くも吹っ飛んでいくのがついにバカらしくなった。リッター5キロの車でゴリゴリ走り倒すのがそもそもの間違いなんやけど..
当のミサイルは思っていた以上によく走るし、支援装備が充実しすぎてもはや車とは別の乗り物に感じる。運転してる感はまるでないけど、ホントに快適だし、これで岩に行くハードルが大幅に下がった。というわけで例に漏れず28時間業務の後、フクベに直行。
クソ眠いけど14時過ぎに入山。麓の気温計は24℃だった。湿度は40パーセントくらいの予報だけど、まあまあに陽が燦々、ピクニックでもするなら最高の気候。昼寝の誘惑を乗り越えて枕岩で荷物を広げる。アプローチ2分がありがたい。
サンシャインパワーの抜けとなるぴっころパートのおさらいから。カンテをトゥで挟み込んでリップのガバへマッチするのがコツもので、むずい。前回は一年半前にのぼってあんまり考えずにトゥが勝手にかかってた記憶があったけど。今日は何故かかからない。VSRからセオリーに変えて、左のヒールも内側に巻き込んでトゥ気味に効かせて安定するようになったけど、下から繋げてこの動きするの相当しんどくね。
サンシャインパワー Day1
そこからひたすらオリジナルパートのバラし。今シーズンに登りたいならそろそろ始めておけば、あとは気温の低下と共に勝手に繋がっていくハズだとかいう甘い考えを見透かされたように何もできん。でもハイシーズンだとバラシも憚られるくらいの盛況具合だし、まだまだ暑くて一手ごとにヌメるけど仕方ない。ぴっころにつながる部分はかなり荒削りだけど各ムーブはイメージできた。ムーブ自体はできたりできなかったりでまだまだというところ。
下ガバ取りまでは安定した。その次は、右ヒールのまま右手を寄せて、右手で持っていたブロックにトゥ。重心を下げて右手をガバに送って、右ヒールを寄せて、左足で結晶をしっかり踏んでぴっころスタートへ。身体を振り返して、重心をぴっころ側に寄せておいて、右手を2個送る時は持ちすぎないようにスライドさせるイメージで。それぞれのムーブ強度はそこまで高くないので端折って動けそうに感じるけど、ちゃんとポジションに入っていないと落ちれるな、という印象。
帰ってきてYoutube見ると全然違う部分もあったけど、繋げ核心の課題だしトライの中で修正していくことになると思うからそこまでシビアにバラさなくても良いかも。最後にぴっころをもう一度登りなおして19時すぎに撤収開始。んで、マットを片したところでmichioさんに会ってしまったのでボーナスステージ開始。
シューズと投光器だけ持ってバックドロップに混じった。
去年の同じ時期になんどか触って、リップ手前のダブルカチへの右手出しで散々回転落ちしてた。左手カチを取ってから、右手をピンチに戻して右ヒールを掛け直すムーブに変えたら、今日はいきなりダブルカチまで行けた。カチがアホほど滑ってヒール解除で落ちるので、右手をピンチに戻した時点で右足でスタンスを踏んでおくようにムーブを変えたら登れた。
それなりに再現性のあるムーブができたので、右下から繋げてくるTバックの誘惑がすごかった。スタートは濡れてたし明日も仕事なので浮き足立つ心を殺し、michioさんのひと足先にフィニらせてもらった。