今日も仕事後にフクベ。毎度のこと指皮瀕死だし、11月に入ったにも関わらず最高気温は26℃の予報だし、明日はGabと鳳来だし、行かない理由はいっぱいあったけど「今年は岩場にフルコミットする」とかいう強迫観念との狭間で揺れていたら美濃インターを通過していた。
で、麓の温度計は25℃とか言ってるし、見間違えたことにして粛々と記帳、入山。
有酸素でちょろっと走ってるだけなのに汗が噴き出るレベルで、今シーズンのフクベでいちばん暑かった。Tバックを登ったあの週末のコンディションの良さはなんだったんだと思ったけど、頑張る僕へ神からのプレゼントだったと思っとく。
マジで帰ろうか迷ったけど、すずめばちの岩に。もちろんコンディションは終わってた。知ってたけど。
ダラダラと用意して、自信のあるパートからムーブ確認。そしたらどのパートもまともにやらせてもらえないじゃないですか!
あらまあ..
今日のために開封した東京粉末のZERO.TTがただの塩にしか思えんかった。
気温が高すぎて指皮がふにゃふにゃで、ホールドのテクスチャーに負ける感じ。握っていても皮が削られながらズレてくるから、元々ない皮がさらに無くなる。分厚めの皮までブヨブヨしてきてガバタコごと持っていかれそう。明日のために帰ろうか本気で悩み始めたところでサンシャインパワーのGoさんにダル絡みしにいって「スタートのコツはめちゃくちゃキョンですよ」と金言を頂戴した。
全然気温は下がってこないし、戻ってちょろっと触っても、やっぱり指皮がマッハで削られる。前回作った脳筋スタートもまともに止まらんし、16時には帰り支度をしてた。やっぱり最後に試しておくかってスタートに潜り込んでキョンを意識。
⇨浮けない。
マットを折りたたんでやってみる。
⇨浮け..る...!手も出る!
マットを広げてやってみる。
⇨浮ける!手も出る!2手目もしっかり狙える!え?なんで?
って具合に言語化できない謎のコツを理解して16時から繋げスタート。作ってたムーブとはスタンスが違うから少し戸惑ったけど、フットワークを作り直してカチ取りまで出れるようになった。カチはフリクションを感じないレベルの滑りだったので繋げは断念。
あとは各パートとマントル練習してフィニ。踏みでのマントルは繋げてくると安定しないかもしれない。次回はヒールも試してから繋げに入ろう。
とまあ、結果的に、クソ暑い山におやつ食べに来ただけのおじさんにならなくて本当に良かった。Goさんに助言を貰わなければ脳筋スタートで手首シバきながらしばらくの間悶絶していた未来が思い浮かぶ。コンディション的には10℃前半の昼間ならちゃんと戦えそうだから、気温の下がるまで2週間寝かそうかな。