Almost boring

いいかんじに三十路突入

【城山】ジャンバラヤ 5.11c etc.

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小川山針ノ木岳登山に続いて、夏休み後半戦は10/7の夜間から10/9まで伊豆城山へ。

伊豆のヘソで車中泊して、7時にケイコさん、怪我明けの山さんと合流し7時半ごろに岩場着。

 

城山自体は過去に南壁のマルチに一度来ているが、ほぼ初めての岩場だ。その当日は、東名がまさかの事故通行止めで、お師匠さんとまで呼ぶDI氏を2時間半も待たせてしまった苦い思い出が蘇る。

 

今回はワイルドボアゴージへ。

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城山林道上部の駐車スペースに停めて、ハイキング道を15分ほどアプローチして岩場の基部へ。取り付きは向かって右下がりの斜面となっており、落石を誘発しやすく居心地は良くない。

 

城山もそろそろシーズンインと聞いていたが、夏日+前日夕方の降雨で岩場はサウナ状態。おまけに初日は全くの無風で、数手登るだけで全身から汗が噴き出す始末。

ワイルドボアから斜面を下り、すぐ右手のチューブロックにアップ至適課題があるということで移動。

 

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ストーンフリー 5.10c 

出だしは被ったガバで大きく登り、ちょっとスローピーなセクションを過ぎてから終了点直下までは易しい。終了点直下に核心があり、そこそこのスローパーを持たされる。汗でスローパーがズルズルすべるので何度か持ち直してマントル返して完登。オンサイト。

 

ミウラー 5.11a 

上ルートのすぐ左隣のルート。出だしはホールドが分かれば易しいが、OSトライは1ピンのクリップ時に汗でホールドが滑り出して思わずドローを掴んでしまった.. 2ピンにクリップしてからの左トラバースが核心だろう。壁が鉄板のように暑くて、浅いポケットを使いものにならなくて困った。下部核心なので、降りて仕切り直しやすいので落ちてはホールドを変更して登り直した。結局は右手ガバアンダーから一気に左に出て、2フィンガーポケットを中継して左サイドガバをとって実質終了。上部スラブ帯は易しいが、暑さでシューズのトゥが柔らかくなりすぎている感覚で少し怖かった。4トライ目で完登。

ミウラーを履いて登ったが、他のシューズでも大差ないと思う。フットスタンスで細かいポケットにつま先をねじ込む場面ではトゥボックスが細いミウラーだと有利になるのかな。

 

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山さんが「ジャンバラヤ 5.11c」にアップで登るということでドローを残してもらってケイコさんとトライした。

 

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ジャンバラヤ 5.11c 

ワイルドボアイレブン3部作のうちのひとつ。ワイルドボアは、ホームである鳳来ガンコと同じような薄かぶりで親しみやすい。ガバガバで登っていき、ハングを乗り越して傾斜が緩むあたりが核心となるよう。これは隣の「ジゴロ 5.11b/c」も同じだった。

核心からのシークエンスは、ハング下の大レストポイントから左手にヒールで、リップのガバを左で取ってからマッチ。少し遠い横に長いガバカチに両手を送ってから、足を切って、リップ上に出る。右手をスローパーに出して身体をあげて、左で3本指ポケットでクリップ。右手カチに送ってレストして、クラック内のサイドカチを左で押さえて、先程の横に長いガバカチに足をあげて、右手でクラック内にフィンガーロックをキメればほぼ終了。あとは左大ガバに送り、そこで最終ピンクリップして慎重に這い上がるのみ。

1トライ目で上記ムーブ作って、2トライ目も暑さで危ない場面もあったが、アドリブのレストいれつつ持ち直して完登。

 

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ジゴロ 5.11b/c 

翌日の予習として1便だけ出しておき、ドローを残置。

 

水分を800mlしか持っておらず、脱水気味になっていたと思う。翌日もあるので暗くなる前に撤収した。この日はヘソホテルに宿泊した。2日目へ続く。

 

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<成果>

ストーンフリー 5.10c mOS(通算1try/1day)

ミウラー 5.11a RP(通算4try/1day)

ジャンバラヤ5.11c RP(通算2try/1day)

ジゴロ 5.11b/c × (通算1try/1day)