Almost boring

いいかんじに三十路突入

【恵那】February slumped

タイトルの通り。

2月に入り中指を痛め、騙し騙しフクベでサンシャインパワーを登ったりしたけど、だんだんと腫れが治らなくなりガバでも痛むように。豊田で3日掛けて琥珀を整備したり、登らないけど岩に関わる時間を増やしてみたけど大雨の増水で苦労した整備も無に返されたり。それで顕著にモチベを落として暴飲暴食を繰り返してしまった。さらには畳み掛けるように風邪をひき、病み上がったと思えば食中毒に毒されたりと散々な日々を過ごした。でもそんな数週間を過ごして腐り切ったら、逆に開き直れるようになってちょっとスッキリした。

 

前年も2月はひどく落ち込んでいたし、毎年のこととして割り切る方が楽かもしれない。今年は早くにシーズンインしてから岩場に全ツッパで、想像していた以上の成果が出てしまったから燃え尽きた感も否めない。いろいろと分からされる経験も多くて落ち込んだけど、次の設定目標に対して足りないものは明確となったのでトレ欲とジムモチベが沸々とわいてきてる。そんな3月半ば。

近況報告終わり。

 

で、1ヶ月ぶりの岩で恵那へ。

週末、週明けに連続で日当直っていう職場に軟禁ウィークとなるので金曜に年休消費。外岩の悦びを思い出すんじゃ〜ってサーキット的に何課題も回るつもりだったけど、前日にジムで勢い余って1級全完するまで登り込んでしまったので予定変更。里西で月の舟いっぽんに絞った。

 

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記帳所からの林道が工事中なので迂回路から。

僕とハッシーさんペアしか記帳されてなかったけど、駐車場には結構な人がいた。

初のエリアだったけど里西Pからのアプローチは遠くないのがありがたかった。岩はキンキンに冷えてるのを期待したけど到着時9℃、その後は18℃まで上がって、日当たりも抜群に良いからまあまあにヌメッた。

 

指皮は起床時からすでにヒリついているのでアップも兼ねていきなりトライ。核心ぽい後半のリップ取りからやってみると、ヒールと踏みのスタンスさえ決まってしまえば簡単に感じた。マントルも易しい。

 

で、前半に戻る。

セパスタからの右手出しはヒールスタックがバチ効きする。で、初手マッチして右をアンダーへ送り左足を寄せてヒール。右アンダーに手にトゥして挟み込む。マッチしてから右手をガストン気味のスローパーへ。狭いの連続だけどここまでは易しい。

で、クロスで左手をスロットへ送る。

 

挟み込む

クロスでスロットへ入る

左手のクロスでスロットが取れたら、体をハング内に入れ込んで右をアンダーへ。

で、この右手アンダー、左手スロットでヒールを寄せてくるところが核心。

左手は他にもサイズの違うスロットやスローパー、最後にリップ取りで使う斜めカチと選択肢は多いけど、どれをとってもバラシでは強度に変わりないように感じた。計2時間くらいでムーブがバレたのでこりゃもろたわつってガンガン繋げるも現実は甘くなかった。

ヒールの位置や足順を微調整しながら、16時くらいまで粘ったけど同じパートで落ち続けて、ムーブ練もできないくらい疲弊したので日暮前に撤収。

 

適当に張り付こうとすれば、挟み込めるからできてしまうけど、狙って動こうとするとしっかりとムーブを作らないと繋げで落とされるって印象を受けた。クロスの段階でずらすか、先にスタンス踏みに行くか、足ぶら耐えるか.. うーん、なやましい。その日の体調によっても最適ムーブは変わりそう。

 

右ヒール寄せ核心

指皮の消費が少なくてありがたいのと、一人きりで岩にいる空間と木漏れ日が気持ちよかった。あたたかいと皮も気落ちも緩んでしまうから次回はもう少し冷える日を狙いたいところ。