Almost boring

いいかんじに三十路突入

【鳳来】ボウズなガンコ

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キツネ以来の2週間ぶりのリードでGOD伊藤さんと鳳来ガンコへ。月曜ともいうのに割と多くのクライマーがあがってきており、岩場では去年の暮れぶりにakiさんと久々にお会いした。

 

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コンディションは抜群に良かったが、身体のスイッチが入らない感覚があって、結果から言えば腑抜けた感じになってしまった。アップでかんたん、ユカを再登するも核心ホールドを取り損ねて落ちたり。失敗しない精度まで来ているムーブが起こせなかったりと散々だった。すべて花粉のせいか?

 

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それでも木漏れ日のムーブ解決目指してトライする。

右上フレークを取り、2ピンに掛けるまではまず落ちない精度にまでなったが、3ピンのクリップホールド取りの精度が低すぎる。が、ムーブはおそらくベストなのでこれは単純に保持・持久力の問題だろう。

そこから上は各停レストで全快であれば各ピンのムーブはこなしていけるものの繋げるとなると全くできないといった感じの体感強度。2便目には早々とヨレて各ムーブもこなせなくなってくる。

ルート全体を通して思ったのはムーブを起こすための保持力が圧倒的に足りない。最近何かにつけて保持力のせいにしてる感が否めないが。もちろん足置きも悪いし体重を逃がせていないのもあるとは思う。

しかし、GOD伊藤さんたちのような強いクライマーとのホールドに対する保持感のズレがすごい。本当に同じホールドの話してる?となる事もしばしば。求めるレベルのクライミングをするにはこういった基本的な能力がまだまだ足りないということを痛感した。

このルートも通って打ち込めば、いつかは登れるだろうと希望は感じるが、そこまでの意欲はわいてこない。どちらかと言えば登らない理由を探しているのかもしれない。幅広いタイプのルートをトライ出来るよう下地を積み上げていく必要性を感じていることがそう思わせるのだろうか。

 

5.12aを1本登れたからといって「12クライマー」ではないし、恥ずかしくて12クライマーだなんて名乗れない。僕の場合は、5.11台のRP数からしてもギリギリ「11クライマー」で、それにすら達していないと思うポイントも多々ある。求めるクライミングは「5.12台のルートを楽しめる」レベルで、それが「12クライマー」だと思う。

目の前の12クライマーをビレイしながらそんな事を考えていた。

 

まあ、仕事じゃないんだし楽しいと思うことを好きなようにやればいいんだ。

 

<成果>

かんたん 5.10a(再登)

ユカ 5.11a ×(再登)

木漏れ日を浴びて 5.12a/b ×(通算4try/2day)