Almost boring

いいかんじに三十路突入

【下呂】ゲロルグ

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週末は職場に軟禁状態なので例の如く金曜日に有給申請。

昨日の晩イルルカが登れて直近の目標が宙ぶらりん。イルルカで、前回と合わせて6時間以上も寄せの一手を繰り返していたせいで右手のひらの肉がえぐれてしまって、傷が思いのほか深かったので指皮に易しい川ボルに。昨日の今日でモチベが緩んでいたので岩場到着は昼前とかいう舐めプ具合。

サエがiPhone15proとかいうオモチャを手に入れてウキウキでカメラ回してたので写真多めです。


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シーズン初の白川は新しい駐車場ができてた。汚れない砂利でいい感じ。岩場へのアプローチは今までの駐車場と30秒も変わらないけど。

アプローチはまだまだ藪漕ぎでストレスフル。

で、日向の気温は27℃とかで、とりあえずツルツルリに向かったは良いものも、まともに登れるコンディションじゃない。分かってたはずなのに何故ここまでの希望的観測をしてしまったのか.. アカシャグマは若干の日陰だけど染み出し気味でトライは無理そうだった。

 

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昼寝をしようにも暑すぎて眠れず。陽が陰る16時ごろまで待つことも考えたけど、暇も潰せないしで40分走って下呂に転進。12月まで日中は白川には来ねえと固く誓った。

ワールドロックは橋梁の工事中?で髭ロック方面に。

 

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道路気温計の日陰は16℃くらい、ゲロルグの日陰は心地よくてナイス判断やった。川の音うるさすぎて全く会話できないけど。

ゲロルグは今年の2月に課題探すついでにほんの少しだけ触ったけど、スタートで浮けなくてやる気が出ずに速攻で撤退した課題。今思えばあの時は自分の弱さに酷く病んでたな。

下地も出てるし、せっかくなのでリベンジ。傾斜が強い下部のホールドはポジティブでムーブの選択肢は多い。中間部のガバカチorガバスローパーまでが核心で、抜けは易しめ。


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2手目と3手目を保持した状態から右ヒールでかき込んで右手を送っていくのも考えたけど、ヒールのトゥが隣の岩に当たってモヤつくのでやめた。で、ガバスローパー取りは大きくデッドで解決。他は左足のフックを多用するムーブを作っていざ繋げ。

懸念してたスタートは左足をスタンスに差し込んで、右手カチと腹で固めたらすぐに左手が出た。その後の挟み込みも相性が良くてサクッと登れてしまった。

完登動画


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今回、グレードとして二段がついている課題を初めて登れた。

課題云々より「二段」を登りたいって下賤な想いも勿論あったけど、登れてしまえばこんなもんかって感じだった。結局は、課題を想う時間とつぎ込んだ労力がよろこびに比例するんだなって再確認。それでも三段だって四段だって登りたいし、かっこいいと思った課題は全部登りたい。欲張りだもん、仕方ない。今シーズンは中途半端にやらない。ジムが弱くなるから適度に室内でも登る、とか無駄なことを考えずに岩場にフルコミットする。どこまでやれるかわからないけど、明けに後悔しないように、自分を好きでいられるように取り組むぞ、と胸に刻んでフィニ。