2024/6/4
シーズンアウト詐欺が蔓延る今日ですね。
中1日での日勤+当直が続いてなかなかにグロッキーだったけど、残業調整を駆使し明けの昼前にはシャバに出てそのまま馬瀬に北上。
ただでさえ長い通勤時間に岩場の往復と、運転時間が嵩みすぎてそろそろ腰が爆発しそうで祈る思い。路面のギャップを拾う振動がマジにクる。
14時ごろ到着してPでストレッチ。日向にいると直射日光にゴリゴリと灼かれる暑さ。んで河原に降りてみるとバチクソ増水してて絶句。腰へのダメージ分だけでもいいから時間を返してくれ。
川床に降りる前から川の音がデカくて違和感あったけど案の定... ネットでは水位1.4m前後とあったが、これくらいでは川沿いの岩は浸かるっぽい。
空身で空中戦までまわってみたけどスタートから沈没中。ほとんど水中戦。これはどうにもならん、秋冬まで待つしかないかな。
バラライカや風の焉わるところをちらっと見てからワールドロックに移動。秋のために流転を探しに行きたかったけどトポ忘れで断念。今まで必要な時にトポを持っていた試しがない。
15時からアンセムに。
前回までのサイファーだと振られの成分が抑えられないから、初登ムーブのスタートからランジに変更。こっちだと引き戻しがあるから振られはそこまで考えなくていい。
テンション上げてガンガン飛ぶが、全然止まらず、だいぶ萎えてきたところで30分くらい仮眠した。6月に入ったとはいえ、日陰は25℃に風が抜けて心地よい。
17時に陽が稜線に隠れると風が抜け始め、体感温度がぐっと下がったので再開。
もう半ばヤケクソ気味に距離を出すことを考えた。ああ哀しきかな.. 理詰めできないなら筋肉に頼るしかない。
スタート左手の持ち方を親指と中指小指主体に変えて、始点は右足から漕いで、振りの軌道がブレない様に左足でカンテを挟むように補助を入れることを意識した。
そしたら初めてカチが止まった(!!!)
けどヒール上がらず落ちた。うん、分かってたけどね。
その後にランジはもう一度止まったけど、右手カチへの収まりが悪くて足を上げる余裕はなく..
某ピンクバンド五段にInstaでアドバイスもらいつつ、ヒール上げの練習。ここは、右足トゥ側でスメアしながら左手を下に押して若干のコンプレッションを入れながら空間を作るイメージでしっかり我慢するのが大事。右足のスメア位置が外側すぎると股関節の柔軟性問題が出てくるし、内側すぎるとケツが下がりすぎて重心で回る。
その後は投光器出して20時まで粘るもでランジは止まらずフィニった。
2024/6/6
中1日空けて、爆速で仕事を終わらせてからちょっと気絶しつつ16時前に下呂入り。
前回の心地よさとは打って変わって蒸し熱い感じ。41号線の気温計は29℃とかでほんのり絶望。
気温が下がらないとまともにトライできないので、床でネチネチとアップして上部の確認から。これまでのtipsを詰め込んでも3回に1回しかヒールが上がらないっぽいし神に祈るほかない。見たこともない虫がうようよいるし、落ちるたびにマットの上の虫をケツで押し潰すのでストレスマッハ。
稜線に太陽が隠れてからトライしようと思っていたけど、曇りのせいかみるみる湿度が上がっていくから16時に焦って繋げ始めた。
4回目で初手ランジに成功して、ヒール上げもなんとか成功。でも左手のスローパー送りでヒールが抜けて落ちた。右手の保持感がよくなくて、ヒールも浅すぎると何でもないところで落ちる。でも、このトライで、初手は取り先を最後まで見ることで成功率が上がることに気づけた。いや、当たり前なんだけど..
で、5回目。初手はベストな位置で成功して、左手も気持ち譲って良い位置でヒールに入れた。リップ手前へは南無三デッドになったけど、なんとか止めて完登できた。
急いで撤収して、セット変えしたホームに雪崩れ込んで強者たちに揉まれつつ閉店まで登ってフィニった。
一年半前に初めての二段として登りたくて数日通ったけど何もできなくて諦めたライン。今年は色々登って結構満足してたけど、なんだかんだ心の片隅に残ってた。とっくにシーズンアウト宣言してたし、なんでこんな時期から?って感じだけど、梅雨前になんとか滑り込めた。
諦めないでよかったなあ..