12台前半のルートは、オンサイトとはいかないまでも数トライで完登に至るようになってきた。実力からして時期尚早と感じる気持ちもあったが、今後の課題を見つけるためには5.13をトライしなければ何も始まらない。
今までのクライミングのスタイルからして、自分の強みは強傾斜でのダイナミック系。これらにマッチするいくつかのルートに目星をつけて、初日はまずは瑞牆山へ。
カサメリ沢に初めて足を踏み入れて、SNSでよくみていた風景を体感して感動。アップはレーザーズエッジ にトライしたが、2ピン目でヒールしてホールドを探っていたらヒールが外れて不意落ち。がーん。そこから再開して、上部はほぼmOSだけど出落ちは悔しい..
コロッセオに移動して、トップガン 5.13a にトライ。5.10+程度のアプローチを経て、ランジ2発の有名ルート。1発目は、右手2本指ポケットと左手4本指ガチャ持ちポケットでランジに出る体勢を作るまでが核心。2発目は足の位置は気持ち悪いけど、ガバからガバへの距離出しランジなので思いっきり出れば問題ない。
降雨後だけどルートはパリパリ、でもレストポイントのガバはたっぷりと水が溜まっていた。よくあることらしくて、トライする時は朝イチのドローセットの際に雑巾で絞り出しておくらしい。
となりのNDD 5.12c とビレイポイントが被るので一段下でビレイしてもらった。15kgの体重差があると、ランジで取り損ねた際に結構な距離を落ちて壁に戻れなくなるのでバラシが捗らず。ガバが濡れていたこともあって1トライで早々に回収。ビレイヤーのストレスも大きいのであまりハマらずに転進を決意し、小川山へ。
<成果>
レーザーズエッジ 5.10c ×(通算1try/1day)
トップガン 5.13a ×(通算1try/1day)