赴任先の関係で来年度からは長距離移動がしにくそうな雰囲気だったので、行けるうちに行っておこうと瀬戸内方面へ向かった。
行き先は先日、瀬戸内JAMが開催されたばかりの王子が岳。
半休を貰い、名古屋を15時前に出発し、21時には岡山cityに到着、夕飯を摂って宇野市のUNO HOTELへ。同エリアの他の宿泊施設が軒並み民泊ばかりの中で一際異質な雰囲気を纏っていたが、至れり尽くせりな現代的なホテルだった。
翌日はゆっくりと起きて、車で30分ほどで王子が岳パークセンターに移動。
がっつり遠征というよりはロケーションを味わいにきたという感覚だったのでガツガツ登らず.. 眺望が抜群に良いので普通に散策が楽しい。一通りエリアを見回ってから東のボルダリングエリアへ。
まずはグリコの岩へ。ノーハンド、スラブ 6級、グリコ 3級、ムーライトエプロン 6級、フェイス 5級を登ったが、どれもグレード以上に感じた。むしろ、この中でもグリコは顕著な結晶塊があり、ムーブが明確なので登りやすい方なのでは..
右足を上げたタイミングで両手を送る様がグリコに似ていることから課題名が付けられたようだけど、僕は左手をすぐにプッシュに切り替えてしまったのでそのようなムーブにはならず。
すぐ下のナテハ 3級にトライ。カンテにもしっかりとチョークが乗っていたのでセパスタしたら、どうやら正規スタートは左フレークマッチのようで。とほほ。
ちょっと移動してリタイアメント 2級、ハングマン 1級を触るも門前払いやった..
相方の鬼打ちに付き合いつつ、昼飯を食ってからエリア最奥のニコニコ岩方面へ移動。最奥とは言っても歩いて15分もかからないが。
景観地として有名な地なので、平日にも関わらずかなりの来訪者がおり、ボルダーはむしろ少ないぐらいなので好奇な目を向けられるので羞恥心は早めに失っておいた方がいい。また、エリアのシンボル的なニコニコ岩周辺は眺望がウルトラよろしいので人が集まりやすく、集中してトライできなかった。まあエンクラだからええんだけど。
件のスプーンカットフェイス 1級は徐々に高度が上げれて、核心までは早い段階で自動化できたのでワンチャンあるかもと思ったが、左手スローパーで右足結晶に乗り込み、右カチを取りにいくムーブがどうしても起こせずに敗退。スローパーの保持がなかなかに悪い。
お茶濁しに隣面の気が向けば 3級を登って終了。そこそこ高さがあって、マントル返したら絶景なので"気が向けば"登ったらよろしい。夜は倉敷の地酒、肴に感動の嵐でした。
<成果>
ノーハンド グレード不明 ○(通算1day)
スラブ 6級 ○(通算1day)
グリコ 3級 ○(通算1day)
ムーライトエプロン 6級 ○(通算1day)
フェイス 5級 ○(通算1day)
ナテハ 3級 △(通算1day)
リタイアメント 2級 ×(通算1day)
ハングマン 1級 ×(通算1day)
スプーンカットフェイス 1級 ×(通算1day)
気が向けば 3級 ○(通算1day)