お昼まで精一杯働いてからフクベ、新下流エリアへ。おやつの時間ごろに入山して、ソロでナイト前提の重装備でアプローチ。暖かいのは陽が出ているうちだけかと思ったけど、19時ごろでも10℃くらいあって居心地が良かった。
三角の岩 グレード不明
アップはアリアーヌ手前の三角の岩で適当なラインを数本登る。正面のど真ん中のカチなライン、見た目5級くらいを触ったら跳ね返されて面食らった。幸先わる...
左側の壁はカンテライン、真ん中ラインともにアップ向きだった◎
パッツン 初段 Day3
そろそろ嫌気がさしてくるDay3. 相も変わらず遠い左手を取った部分で10cm上のガバ部分に送れず落ちるフォーエバー。これ何回目?同様に10トライ程度繰り返したところで「ゆるめの初段にどんだけ時間かけてんねん。こんなんシューズの爪先ソールがないせいやろ。かきこんだら一発やろ。リソールしたら登れるわこんなん。」と心の中の関西人がキレ始めたので撤退。はいはい。
あと5cmリーチがあればなあ..と思ったりもするけど、157cmこじはるパイセンの気合いが入った完登も見ちゃってるし、リーチのせいには出来んなあ。スタンスの接写の動画も撮ってみたけど、バラシと繋げで同じところを踏めてはいる。それでも掻き込みが足りなくなるのは、繋げると右手親指のプッシュが上手く出来なくて重心が左に寄っていかないせいだと思う。どうしたものか..
城塞ランジ 3級
前にも登ったけど、スタートマッチから直でリップへランジが設定のようなのでやり直し。微調整して少しずつを距離を伸ばしながら数回目でリップにジャストミート。気持ちよかったー。派手にミスると後ろの岩で頭カチ割るので少し後ろにマット斜め配置が吉。
トリケラでも触るか〜と下見に行ったけどランディングがエゲツない。マット2枚のソロでトライするのは積極的な自殺であると判断してさらに下へ。前回の宿題のスプラッシュの岩へ。
グレートザブーン Day2 初/二段 完登
登れるまで帰りまテンのつもりで照明4つを完全配備。
ガバ取りはヒールトゥでスタックさせて安定させることと、身体を切り返してスラブに乗り込む時はトヨコ&こじはる秘伝の漕ぎ手を意識してトライ。数トライで核心部に突入したが、右足がスリップして不意落ち。しかし完璧すぎるマット配置により無傷。思わず怖ェって叫んだが..
数人で来て脳死でマット敷き詰めるのと違って、ソロだとフォールラインをしっかり考える癖がついて良いな。
マシンガントライしていたせいで次のトライでガバ取りをミスってフォール時に右足が水流にドボン。僕のハイアングルさんが...
しっかり休んで、真っ暗になった頃にミウラーに履き替えてトライ。今までは漕ぎ手を意識するあまりスラブ面に上半身が先行してしまっていたが、スプーンカットに右足を出した時点で気持ち沈んで全体重を右足に乗せてから漕ぎ手に出したら不思議と効いてきて難なく乗り移れてしまった。そのままsend!
構成はハング越えからの、ガバで体勢を安定させて、右のスラブ面に乗り移ってスラブを直上する。前半は3級くらいで後半は2級くらい、トータルでの体感は1級〜初段ぐらいに感じたが、前半にミスすると高確率で岩が露出している浅い水流に叩きつけられることを考慮してのグレーディングなんだろうか。それともフクベグレードはスラブに甘いからか。
何にせよロケーションの良さと岩の大胆さに一目惚れした課題だっただけに登れて嬉しい。
次は何を登ろうか..
<成果>
三角岩の不明ルート 5級 ○
三角岩の不明ルート 4級 ○
パッツン 初段 ×
城塞ランジ 3級 ○
グレートザブーン 初二段 ○ 2day