最近も変わらずソロばかり。
課題の新規開拓は岩探しから骨が折れるので、去年ボルダーを始めた当初に触り散らかした課題を回収する日々が続いている。この日は代車にマット2枚突っ込んで白川へ。
寒さに弱くなってきたのでゆっくり10時半ごろ到着して、たまたま出会った森田さんと一緒に回ることに。
まずは雷鳥のパート練でアップ。朝イチで股関節ガチガチだし出だしのヒールの信頼度がマジでゼロ、手も潰れた餅みたいなんをカチってるだけだしスッポ抜けに対する恐怖がマッハ。背中側の岩が脳裏にチラついたけど、繋げ1発目で完登。リーチがあると出だしに苦労するけど中間部以降はいやなカチを飛ばしていけるから易しい感じ。
ロケーションも良いし、手数も多くて登ってる感が抜群◎
去年は、最後の右ガバ取りで左手薄ポケットの保持感が全くなくて登れなかった課題。
下地が水没しつつあったので、岩でカサ増しして整備してからトライしたのに一撃終了だった。どう考えても腰を痛めながら岩を動かしていた時間のが長い。ちゃんと成長してるんやな。ていうか、初手のアンダーに詰まってた石が取れて4本指入るガバアンダーになっていたから易しくなったように感じた。
穴蔵から足先行で這い出して、手前の岩に当たらないように慎重に身体を反転させて、ガバカチでマントル。登りやすい初段だと思う。腹筋のために3回登った。
この日の白川はアカシャグマにトライするつもりだったけど、核心のランジパートどころか、体勢をセットするのも十分にできず圧倒的敗退。薄かぶりカチ系っていう最も苦手なジャンルで格上の課題と闘おうとしたのがもはや自殺行為ですらあるな。
直近で白川でトライするのは既にDay2が経過したメンソールとツルツルリかな。
ここから恵那のゾーン。
最近登った課題でいちばん悩みながら登ったと思う。
初日はカシャボをトライするつもりで入山して、あまりの暖かさと陽当たりの良さに断念して皇帝ペンギンへ移動。宮本さんとセッション。得意系かと思ってサクッと登るつもりで舐めプしていたらどハマりして、最後の最後まで核心の飛び出しが「なぜ止まるのか/止まらないのか」理解できなくて、ムーブを言語化して解決してきた自分にとってめちゃくちゃ難しく感じた。
2日目もソロで。駐車場は1℃でうすーく雪がチラついてたけど案外寒くなかった。いぶきとブロゴスでアップ。ペンギン岩に移動して、若干前のめりになってるな〜と自分でも感じながらもすぐにパー練開始。左のスメア面は結晶もいくつか選択肢があるけど、とにかく踏みやすいところを結晶の有無関係なく踏んで、右足をスロットの右側にセット。しっかり右重心のまま、骨盤後傾を意識して出たらギリギリまで足が残って止まることが分かった。それでも繋げ1発完登とは行かず、なんだかんだ1時間ちょっと打ってようやく登れたという感じ。
前のめりになって気持ちが急くとトライ間のレスト時間が短くなって、今回も無駄打ちが多すぎた。ソロだと尚更で、もうちょっと気持ちを落ち着かせたいなと思った次第。
<成果>
雷鳥 初段 ○
ノンスモーキン 初段 ○
メンソール 2級 ×
絶壁 初段 ○
いぶき 5級 ○(再登)
ブロゴス 3級 ○
皇帝ペンギン 初段 ○