Almost boring

いいかんじに三十路突入

【白川】拝み屋 1級 etc.

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各地で降雪予報が流れる中、瓢へと向かう。

高速道路の車内から見える伊吹山、養老山脈やその先の白山連峰では白銀の稜線が青い空にすっぽりと浮かんでいて、良いものを見たなという嬉しい気持ちの反面で不安が過ぎる。こういう時はだいたい悪い予感が当たるもので、料金所手前から見ても瓢ヶ岳上部は白みがかっていた。

 

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フクベの林道は中盤から路肩に雪が残っていた。上流エリアの駐車場に車を止めて偵察に行くが、どの岩も満遍なく濡れていた。UFOや枕なんてスタートホールドに雪乗ってるし... 午後から合流予定だった、帰ってきた男に転進の連絡を入れた。

 

初めての白川ボルダーへ

恵那里への転進と迷ったが、2時間かけて向かってトポなしで彷徨うのも勿体無いと思い、フクベから割と近い位置にある白川に移動することを決めた。こちらは以前に電子トポを購入しておりスマホ内に保存しておいた。電子トポは何かと便利だな。

 

道の駅で料金を支払い、新菜館駐車場へ。11時ごろからひとまずエリア全体を散策がてら練り歩く。

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ラピュタ 3級

浮石ハングの岩を直登するライン。リップ手前までは易しい。下地も砂だからトライしやすいかと思ったが、大きな切り株がフォールラインにあって、ソロだと気が引けて最後リップに出す1手がデッドでは出せなかった。気持ちも乗っていないし敗退して大人しく移動。

 

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エリア奥の方でツルツル岩へ。想像していたような the河原ボルダーのようなスローパー主体の岩で、思わずニヤける。というわけで河原ボルダー童貞捨てました。

No name 6級

アップで登る。

No name 4級

チョークが乗っておらず、使えるホールドを探すのに手間取って少しだけハマりかけた... スローパーの効かす向きが分かればなんてことはない4級だったけど、楽しかった。

絶壁 初段

スローパー課題というよりはカチ課題だった。なるい足にしっかりと体重を乗せて、アンダーカチと斜めカチで補助するバランス系。足の寄せができずやめた。明らかに僕の芸風ではないので撤退の判断がマッハだった。

 

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帰ってきた男も合流して、すぐ横のピナクル岩へ。

ギンビス 2級

スタート核心。Flashed

拝み屋 1級

初手を出してから2手キャンパして良い位置に身体を入れてから、足を振って反動で頭より高い位置のスローパーに左ヒールをかけてマントル。4トライ目くらいで登れた。コツものなので一度登れたらその後はスムースに再登できた。結構好き系だったなあ。

 

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暗くなり始めた頃にエリア入り口部のピアチェーレ岩に移動。残念ながら本命の2ルートは下地が水没していた。

 

雷鳥 初段

岩基部左下のあなぐらから這い出して、フェース面を登る課題。前後半パートにわけてバラしてみるが、スタートはかなりキモいものの、コツもので一度できたらもう失敗しなかったし、後半部もそこまで難しくはなく、明らかに初段の強度ではなかった。すぐ左の7級とホールドを共有している感が否めなくて、youtubeで確認したが特に限定はなさそうな雰囲気だった。甘めの初段っていう認識でいーんでしょか。

結局、ナイトに突入してからは気温がグングン下がってマットが夜露でびしょ濡れになる具合だったので、繋げトライに突入してからもなんてことないピンチが抜けたり、最上部のサイドガバがヌメりでズレて危険を感じて自ら下りたりと、散々なトライを続けてしまってヨレにヨレた。完全に機を逸した感が満載である。

 

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完登した相方も初段ではないと感じたよう。7級のホールドの限定も釈然としないし、気が進まないけど次回に回すことにして、21時前に撤退。帰りの気温は1.5℃だった。

必ず登れると思っていた課題に敗退するときほど悔しいものはないが、続けていればこんな日もあるだろう..

 

<成果>

ラピュタ 3級 ×

No name 6級 ○

No name 4級 ○

絶壁 初段 ×

ギンビス 2級 ○

拝み屋 1級 ○

雷鳥 初段 ×