Mさんとゲンと３人で岩トレ。
僕とMさんは初めての南山ゲレンデ。ゲンは何度か来ているらしい。
まずはアップで左Ⅱルート（Ⅴ）でテラスまで上がり、TRを作った。そして交替でバンドルート、競技会ルートなどでテラスまで上がったがいずれも易しかった。どちらのルートもテラス上が核心となりそうな感じ。アイトレしたかった。
全て僕がリードで、後続はダブルで確保して懸垂で降りた。アップも終わりロープをぶっこぬいて、バンドルート（Ⅴ）にリードトライ。テラスからバンドを越えるムーブが分からなくて困った。ヌンチャク掴んでレスト連発してしまった。結局はバンドをハイハイしつつ、カンテのカチで補助して上がった。緊張した。
次に凹角ルート（Ⅵ＋）にリードトライ、中間テラスあたりで凹角とスラブに分岐するが染み出しが酷かったので少し左に逸れてからルートに復帰。テラス上のスラブが面白かった。癒し系。
休憩して、最後に左上バンドルート（Ⅵ+）にリードトライ。指先が冷えて辛い。テラスに終了点があるが、上まで一気に通した。テラスまではカンテを使ってしまえば易しいが、テラスから左上していく所だけ立っているので怖かったがカチで粘って足で一段上げ、マッチできるところまで体を一気に伸ばして核心を超えた。その後も難しくはなくて楽しい感じが続いてこれもまた癒し系だった。
9時前に岩場着、目ぼしいルートは全て登って１４時半解散でコスパの良いトレーニングだった。初めてのⅥ+リードだったが体感は核心部だけ見ると5.9~10に感じた。
初心者用の岩場だけあって、登りたいルートをリードできて楽しかったが、次の日も疲労や筋肉痛がなくて、物足りなく感じることもまた事実だった。TRでムーブを固めてからのRPトライが安全なグレード更新の鍵だと思っていたが、リードでもっと打ち込みたいと初めて思えた。登りたいと思えるルートに出会いたい。
