当直明けのクソ重い体を引きずって笠置山へ。
朝早くから登り始めている、はるさん、めーとくさんと合流。知り合いを勝手に呼ぶね~と聞いていたけれど岩場に到着すると大勢の人がいてびっくり。風も通って涼しい、8月とは思えないエンクラ日和にワイワイガヤガヤと楽しかった。
鬱陶しいアブを叩き落としながら、岩場につくとはるさんがカロリ 5.10cにトライしていたのでそのままトップロープを張ってもらえるよう頼んだ。
自分の番が来たので準備していたらロープ落ちてきてるし... TRでなんか登らせねーって顔したはるさんがエゲツない笑顔でロープ引っこ抜いてた。
カロリは小山田大さんが初登のルートで、フレークからカチ、カチ、カチな苦手系。「まあ、大ちゃんの10cだからねえ..」と言われていて、実質11aらしい。核心3ピン目はボルトの右と左どちらからも行ける。
ビレイ頼んでリードトライ。僕は左から行ったけど全然だめ。なんとかムーブはバラし、核心は甘ーいテラスに左足ねじ込んで3ピン下の左手ゴミカチ取って、じわっと身体をあげたけど間違っている気がする。
気を取り直して大岩のメインエリアへ。
笠置山レイバック5.10aがあいていたのでリードトライ。ハンド〜シンハンドサイズが続いて、抜け口でOWに広がる。男性はほとんどレイバックになるが、手の小さい女性ならジャミングで上がれるかも。
3段目に#.5を刺して、その上で焦ってフットワークミスってフォール。ビビりメンタルでカムを固め取りしてしまって消耗した。それより上はいろいろムーブを試してのぼった。OWの一段下でハンドがバチ効きするのでレスト、プロテクションセットしてから、OWまでレイバックで一気に上がり右足からスタックさせる。そうすると自然とクラック内に左半身側が傾いて挟まれる。左足からスタックさせるとバランス悪い。あとはワイドのぼりでずりずり体を上げてクラック奥の左ハンド(バチ効き)を取ればほぼ終わり。
そのままTR張って、カム刺し&ムーブ確認。不安なく抜けれた。
プロテクションは下から、白、紫、緑、オレンジ(赤)で抜け口で#6か、ハンガーからアルヌンで取る。
ズクナシ 5.10b RP(再登)
左上するクラックを上がり、フレーク使いながら直上するルート。
左はクラックで耐えながら2ピン目クリップの一手のみが悪いが、ジャミングの精度が上がったのか易しく感じた。ジャミングではなく、クラックの中のカチで耐えるとグレード上がりそう。
知足 5.10b が開くのを待ってトライ。
ボルダーチックなムーブで乗り込み、スラブで左上、フェースからマントル気味に抜ける気持ちのいいルート。登りだしとテラスへの抜け口が悪くて、宿題になっていた。
テラスからさらにかぶり気味のフェースを直上するとボンクラージュ 5.11a/b となるが、テラスの上でフォールするとテラスに激突してしまうので、#.3のカムを刺すといいらしい。
知足5.10b RP
核心は良いカチがあるのでフットワークに気を付ければ大丈夫。1便目でRPしたが、少し迷ったので2回トライ。
取りつきのボルダームーブはパワーで押し切る感じになってしまうので今度やり直さねば...
次は上までつなげたい。
最後にボルダーをおさわり。
時計台4級で遊ばせてもらい、ヒントもらいつつムーブも解決したが、アブとブヨが大量発生していたので逃げるように撤収。
ほんの少しずつではあるけど、クラックのスキルが少しずつ向上している感覚があってうれしかった。
<成果>
カロリ 5.10c ×
笠置山レイバック 5.10a ×
ズクナシ 5.10b RP(再登)
知足 5.10b RP