Almost boring

いいかんじに三十路突入

【豊田】TENGA峯童貞を卒業の巻

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雨蛙ノーマル 5.10a Trを登るパートナー

 

 

ここ最近のクライミング忘備録をば。

 

 

12/14

 

マイバースデーはゲンと伊木山へ。

とりあえずクラック登り 5.9をリードでアップ。直上 5.10bをTrで練習する機会を伺っていたが中々開かず待機。直上が開いたのでTrを張りテンテンしながら練習するが、下部核心のカチに撃沈しまくり。岩場にいた、とても強いお方にカンテから回り込む裏技を教えていただき、補助されまくりながら下部核心超える。カチ保持力が弱すぎてバテるとすぐに落ちてしまう。核心超えてからテラス右上し、終了点まで一度つなげてこの日は終了。まだまだ10bリードは遠そうだ。

 

 

12/16

京の都の大学から友人が来たのでまたも伊木山へ。

キューピー岩のシデコブシ 5.8と百日紅 5.8を2ピッチつなげてシステムの確認をした。その後、キューピー岩最奥にある蛇の皮のクラックを求めて、終了点からトラバースして懸垂しリードで取り付いた。グレードはトポに記載がないが5.8ほど思う。下部のクラックは砂だらけ草だらけで浅い上に、斜度も寝ているためあまりクラック登りという感じではない。フェースを使って割れ目沿いに登っていく。上部のクラックに乗り移るとフィストがバチ効きで一段体をあげると次はハンドがバチ効く。最後はマントリング気味に越えてトップアウト。結局ジャミングしたのはこの二手だけだった。カムは3番が2つあると良い。

キューピー岩に戻ってクラック登り 5.9にパートナーがリードトライ。長時間粘っていたが核心が超えれず、交代してTrを張り再度トライした。僕は結構早い段階で諦めてレストしてしまうタイプだが、パートナーの粘り強さに驚いた。最後は、件の直上 5.10bをTrで触ったが、一昨日よりもさらに体が上げれず絶望に打ち拉がれた...

 

 

12/20

そして本日はMさんと天ヶ峯へ。僕は初めての岩場でウキウキ。

アプローチの林道が悪く、車高の低い自分の車では上まで上がれそうにない。行くなら大滝駐車場から歩きかな。

 

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まずはスラブ入門のルート36 5.9を触った。

見た感じリードで抜けれそうだったが、ピン間隔が遠くグランドの可能性もあるとの忠告をもらって大人しくTrを張った。登った感じは、瑞浪にある同グレードスラブのロンパーよりも易しい。2ピン目直下で落ちると大根おろしになりそう。

2本登って隣のルート60 5.10cに移動。

こっちは離陸がすでに難しく感じた。2便出して2ピン目上まで触らせてもらったが1便目は離陸A0し、2便目は何とか乗りこんで体をあげた。2ピン目下のフレークまではすんなり行くが、これが正しいルートでは無さそうな雰囲気だった。

側壁のビーフ味 5.9+にも取り付こうとしたがルートもよく分からないしあまり魅かれなくてやめた。

 

 

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次は雨蛙ノーマル 5.10a Trに触ってみた。

左側から取り付き、クラックに合流する。シンハンド〜フィンガーくらいのクラックを上がっていき、途切れるとフェースとなる。下部もバランシーなフェースだしレイバックもキツいキツい。

2便出したが最後のフェイスが超えられずこれは宿題に。

レイバックの最中に、クラックの中から本物のカエルがひょっこり顔を出してきて和んだ。ムーブが多彩で楽しいルートだった。

 

 

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休憩の後に、ナイトレンジャー 5.9を触りに行った。

Mさんの会の方がロープを張っており、使わせていただいた。フレーク沿いに直上していくルートだが、見た感じそんなに難しそうではないが、1箇所だけムーブに悩む箇所があると聞き、取り付いた。

フレークで身体を引き寄せ、足を強引に押し付けてグイグイ登れて楽しい。例のムーブに辿り着く寸前で、他パーティの方から『そこ!!!足は左だ!!!行け行け!』と有難い声援を戴いて無事トップアウト(笑)

ガシガシ登れるパワー系なルートだった。

 

 

最後はレイバックの練習をしようと、この岩から一段下がった無名のルートへ。

写真は痛恨の撮り忘れ。下部ワイドクラック〜上部コーナークラックで終了点はリングボルトが2つ打たれている。

立木から2点のバックアップを取ってTrを張った。

1便目はクライミングシューズでスメアやジャミングを交えながら登り、2便目はアプローチシューズに履き替えて、下から上まで全部レイバックで繋げてみた。

レイバックのコツは、足の位置を腰より上にあげない、手はなるべく伸ばし、取れる中で一番上を取りに行く。何より短時間でゴリゴリ体を上げていくのが一番大切かな。