Almost boring

いいかんじに三十路突入

【伊木山&高木山】ワンデイクライミングトリップ

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半年ぶりにゲンとクライミングで、名前の似てる伊木山と高木山をハシゴ。ちなみにおれとゲンは苗字が同じ。(言いたいだけ)

 高木山は美濃加茂の岩場とも呼ぶらしい。知らんけど。

 

キューピーと半年ぶりの再会

まずは7時半に犬山駅でピックアップし、朝イチで伊木山へ。キューピー岩など目もくれず、メイン岩壁伊木岩へ。前回やり残したクラック登り(5.9)のリードトライ。流石に半年前から成長してなかったら引くでしょ。クラック登りとは言っても斜めに走るクラックのガバを使うだけでジャミングなどは一切使わない。あっさりRP。

 

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右隣のテラス直上(5.10b)はテラスより上部は過去に触ったが、下部を触ったことがなかったので終了点を残しTRで練習。

伸ばし切ってマッチしたところで右のジブスに乗り込む所が悪い。同志会の知り合いに煽られながら何とかムーブはバラせた。これで下から上まで一応は繋がったが、まだまだリードトライできるまでの完成度はない。

 

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最後に、ゴミ箱上に岩壁の、ルースロック(5.10a)にトライしたが1ピン目までが遠いのとガバホールドが動くのでビビってやめた。 切実にクラッシュパッド敷きたかった。だっておんなのこだもん。ぴえん。

 

 

美濃加茂の岩場、高木山へ

アホほど混んできたのでここで高木山へ移動。ネットではあまり記録が落ちていないので、これから通えるように概念を把握したかったのと、どなたかの記録で見たハッピークラック(5.9~5.10a)に登りたかった。

 

大体の目的地をナビにセットして走り出すと、遠目から見ても分かる大岩壁を見つけテンションが上がる。車は橋を渡った左の空き地へ駐車。

 

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 橋の横から降りていける広場の車止めの手前で右の樹林へ入ると、すぐに明瞭な踏み跡が見つかる。

 踏み跡を辿ればゲレンデの大きな岩壁がすぐに見えてくる。

ゲレンデエリアは大きく分けて2つに分かれるが、踏み跡を辿っていくと順番に現れるので迷うことはないと思う。落ち葉で滑る急登を登り始めるとすぐに1つ目の岩場が見つかる。

 

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高さは25〜30mくらいだろうか。岩質は伊木山や定光寺と同じチャートっぽい感じ。そうそう、カチカチでおれが嫌いなヤツ。花崗岩いっぱいちゅき。

 

グレードは5.7〜5.11までいろいろありそう。

というのも、この岩場を開拓してるYさんに出会い、いろいろ話を聞くことができたが、トポは作っていないし、ルート名もグレードも設定していないとのことだった。ルート名は他人が勝手に決めてくれるし、自分で考えるのは面倒だって。

 

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ここからもう一段上がるとハングしたルートがある。

 

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テラスからハングルートを見上げる。

 

ここから1分ぐらい登って行くと、2つ目のゲレンデに辿り着き、目当てのクラックと5.11程度のフェースが目の前に出てくる。

 

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概念把握が優先なので、行きは素通り。向かって右へ進むと大きなフェースがある。

 

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ここがおそらくメインフェイスになるのだろうか。打たれているボトルの本数も最も多いように見えた。

 

ここから道なりに踏み跡を3分ほど進むと右岩稜の取り付きに出る。手前に左に逸れると左岩稜の取り付きへと辿り着く(ハズ)。行ってないから知らん。

 

 

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右岩稜は、終了点まで3ピッチの大きなスラブで、下部2ピッチはⅢ程度、上部1ピッチはⅣ程度に感じたが、ルートの易しさに反して、景色・高度感が共に抜群に良いので気持ちよく登れた。

 

ロープをめいっぱい伸ばしたせいで変なところで切ってしまった。すんませーん。

 

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しばらく会わない間にビレイが上手くなっていたゲン。眼つきも鋭くなったぞゲン。

 

 

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あ〜、イイっすね。

 

 

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こちらが終了点。

ここから右手方向にフィックスが張ってあり、そちらに降りると後2ピッチほど難しいフェースのマルチがあるとYさんから聞いた。

 

 

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あれかな〜。

 

 

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左岩稜がよく見渡せる。2つ目のゲレンデルートをトップアウトすると、ちょうど写真の左下の左岩稜基部に姿が見えるようになる。

 

 

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今に白づく高山もあれど、里山はまだまだ紅葉が萌えている。

 

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下降は、終了点から取り付きまでクソ丁寧にテープが貼られているので迷う心配はない。(感謝)

 

 

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今回で把握できたことをまとめるとこのような感じ。

随時加筆修正していく予定。

 

 

ということでゲレンデに戻ってきて、〆のクラック。

 

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無事OS。体感だとⅣ+からⅤ程度だろうか。Yさん曰く上の方はかなり狭くなるとのことだったので、カムは#3、#4を1つずつしか持っていかなかったら、これが大きなミスで、超絶ランナウトしながら登ったのでかなり緊張した。

 

下部はワイドというよりはチムニーのような感じで、上部でフィスト〜ハンドサイズのクラックとなる。ハンドはウルトラバチ効きで気持ち良さがマッハだった。終了点は大きなリングがあるので、そこで結び替えしてロワーダウンした。大したもんだとYさんから褒めてもらえて嬉しかったw

そんなこの岩場の主は、クラック右側の5.11程度のフェースを楽しそうに登っていた。先月、ボルトを打ち直したばかりらしい。

 

 そんなこんなでワンデイのクライミングトリップは終了。

1日で二つの岩場、しかも片方は初めての岩場で少し冒険チックでもあり、とても満たされた。僕はこういうのがすごく好きだ。