Almost boring

いいかんじに三十路突入

【鳳来】ゲルニ回路.2

今週末も冬型の気圧配置、山側の天候が不安定で出発する直前まで雲レーダーとにらめっこ。集合時間になっても現れない寝坊ライスを迎えに行って、結局は鳳来へ。

現地でGab、山田さんや右京さん、山下さんと合流。ゲルニカに着くと、すでにオークまでマットが敷き詰められてる状態で、その後も続々と後続が到着して、居場所がないくらいの混み具合だった。

 

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コンディションは陽が差していた朝イチがいちばん良くて、その後は陰って気温7℃、湿度70%弱で一定。

 

SDトライの人が多くて、割って入るのが憚れるくらいだったけど、頃合いを見てスタート。何度かやって、ランジの感覚はすぐに思い出したけど、左手のカチ取りで右手がすっぽ抜けて落ちる。

普段なら舞い上がるほど良いコンディションのはずなのに、指が悴んで保持感もよくわからないし、減量で耐寒性能が落ちたのか、体の動きも悪くて文字通り何もできなかった。

結局は前回より高度が下がって終了。それだけ動き悪くてもランジを外さなくなったのはせめてもの収穫か..

 

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底冷えがひどくて頭痛もするし、雰囲気にのまれて萎縮してしまっていたと思う。メンツが良かったので、登れないなりに楽しく過ごせたのはよかった。努力の閾値が段違いな話が聞けて色々と学びを得たし、とにかく自分で限界を作りすぎだと痛感した。

その後はライスも敗退ムードだし、他の岩場で課題探しを提案すると二つ返事だったので移動。混んでる岩場にも慣れないとと思うけど.. なかなか。



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小雨の中、エキゾチックな林道から山住峠を抜けて上側から気田川ボルダーに。

早い時間に見つかればトライするつもりだったけど、渓谷沿いで場所が分かりづらくて人里まで下りてきちゃったりして、同定までにかなり手こずった。有名どころの課題はだいたい見つけたけど、日暮まで30分だし、爆風で凍えるほどのだったので次回に回した。

 

甲羅、うにの岩

極楽鳥、溝、穴のマグロ岩

この日に登っていたのは神奈川からの1組だけだった。岩質は白川に似てて、ポジティブなホールドで頑張る系の課題ばかりの印象。渓谷内で日当たりは悪そうだけど、もう少し暖かい日を狙って1日使って来れたらいいな。

往路の山越えがそれなりにストレスだったので、下にぐんぐん下りて、天竜区から浜松経由にしたらめちゃくちゃ走りやすい道だった。



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お互い空回りしすぎて不甲斐なさMaxな1日だったので懺悔の岡マン。

18時から閉店まで。体幹ふにゃふにゃ、着地でまっすぐ立てずクライマー夫婦の座るベンチに頭から突っ込んでしまうくらいには追いこんでフィニ。

悔しさを忘れない。