Almost boring

いいかんじに三十路突入

【下呂/白川】セイロダイレクト

f:id:gaktraverse:20231124095216j:image

祝日。普段の勤労に最大限の感謝を込めて下呂へ。サンキューおれっち!

ソロの予定だったけど前日夜にGODを引っ掛けることに成功して、デイリーにて9時ごろに合流。

紅葉シーズンの晴天だし、暖かい予報だし、居心地いいだろうなーと思って河原に降りたら湿度がすごい。岩も全て濡れてるし、セイロの岩はリップから滴ってるし。あれ、雨降ったの?

 

チョークを乗せてブラシしてブロワで飛ばして...の無限ループ。

あまりにも乾かず移動がよぎりだした頃にJayが登場、レスト日だからあんまり登らないって言うし、育児に追われるGODは今にも寝そうな顔してるしで気長にやることにした。

 

セイロダイレクトにトライ。バラシでアップ。下部のスローパー、ピンチゾーンは多少湿ってても吸い付く感じがあって気にならなかった。下呂の岩は湿度高い方が持ち感いいって聞いたけど、このことなのか。それでもマントル面のなるい左手カチと右手ガバカチはある程度乾いていないと話にならないので、やっぱりワントライごとに乾かし作業。

 

チョークを乗せたそばから黒ずんでいく

下部は易しめなので早々に繋げ、けど案の定ですっぽ抜け多発。ワンムーブごとにチョークアップしてみたりしたけど意味なかった。いつも通りの沼。

マシンガントライにならないように、左手のなるいカチをよく乾かして、保持感が出たトライでやっとのこと完登。抜けは濡れたスローパーを抑えて、濡れたスタンスを踏んでいくので神にも祈る気持ちやった。岩の上に立つ頃には両手から水が滴ってて流石に笑った。

その後はトラバースで抜ける初段も触ったけど、フットもスローパーも濡れてて抜けまくり、あんまりハマらずにやめた。

完登動画

 

もともと今日はアンセムに心中するつもりでここまで来たのに、ワールドロックは橋梁の工事により立ち入り禁止。

で、泣く泣く白川に移動。

 

f:id:gaktraverse:20231124095208j:image

f:id:gaktraverse:20231124095157j:image

アカシャグマへ。

まー濡れてるよね。濡れてないホールドを探す方が難しいわ。トライしてたUさんが「ブロワ駆使して登れていた方が1人いました」と言うので意気揚々と乾かしたけど、保持感確めるために握り込んだ数秒でじわっと染み出すレベルだし、ただでさえ苦手系の課題で、濡れたカチを握りしめてランジできるほど僕は強くない。冷やかし程度に触ってあとは見学。

GODは保持力の暴力みたいなムーブ作ってるし、まるで参考にならん。Jayはしつこく飛んでて、ランジ先に肉薄したものの、not todayっていうので日が暮れる寸前に移動。


f:id:gaktraverse:20231124095153j:image

灼熱の10月ぶりのツルツルリへ。

あの時はトライしたって言うかホールド触って終わりってレベルだったけど。さすがにこの時期はスローパーの保持感が段違い。

2手目のスローパーは、人差し指を皺に、中指を浅いポケットに沿わせると保持感が良くなる。どうせズレるので初めから浅めに持つのがミソ。それで左スタンスに乗り込みながら、右手をサイドに変えてくると、右足が上がってくる。左手は若干ズレてくるけど、抑えてるだけでよい。右足が上がったら左手をデッドで送って、マントル前のガバスローパーが取れるようになった。

 

f:id:gaktraverse:20231124095221j:image

JayとGODは終了宣言してたのでソロで居残りを決断。

投光器を取りに行ってナイトに突入。

ガバスローパーまでのシークエンスは完全にコツモノで慣れればこなせる。でも、探れど探れどマントルホールド見つけられず、上部の何もないところを叩いては延々と落ち続けた。泣きの一回を繰り返したけど、ガバスローパーをマッチしてても落ちるくらい疲れてしまった。右も左も中指とか母指球が攣るし、足の裏も攣りかけてきて、流石にフィニった。

結局ふたりとも最後まで残ってくれてた。いつもありがとう。

 

てな具合で、軽めに登って土曜日ナイトに照準を合わせる予定が大幅に狂った...

気持ちが先行して突っ走るクセ、本当にどうにかならんかな。撤収もままならないくらいの疲労感だったからしばらく引きずりそうだし、日曜はいつもの野郎三人で恵那だから、土曜も登ったら身体壊れそう。

日曜までレストかなあ..