Almost boring

いいかんじに三十路突入

【鳳来】ワンテン地獄の海に沈む

Untitled

11/28(土)

行系クライミングはまだまだ続く

仕事の予定がなくなり、連休が湧いたので急遽ハルさん、キダさんと鳳来パラダイスへ。

ヌン掛け便をアップにして交互に「ドルフィン 5.12a」をトライ。

1便目は1つ目の核心の棚へのデッド失敗、上部ムーブを多少修正。2便目に余裕をもってリップのガバ(実質終了)直前のポケットまでたどり着いたものの、ガバを取り損ねてフォール。3便目はモチベ切れか、最終ピン前後で手順をミスり、もたついて落ちるような情けない登りだった。

 

そのあとは「ポケゴー 5.11c」で遊ぶ。最終ピン直下のハング下カチまでは快適にムーブを起こせるが、相変わらず最終クリップができずヌンチャクを掴む。先にリップの右手スローパー、左手3本指ポケットから右手ガバに飛ばしてからクリップするムーブを考え、そのまま回収。

 

Untitled

Untitled

Untitled

ドルフィン2つ目の核心(climber:ハル)

 

Untitled

複数パーティがいたがどのパーティも鳳来でよく見かける人ばかりだった。

シャムロックに連日トライされているイワタさんとは、26日に続き本日も再会。

明日もきっと来ますと伝え下山した。

 

Untitled

11/29(日)

相方まると鳳来へ。ドルフィンにヌン掛けでムーブを復習、すべて再現できた。

ホールドを掃除しながら降りて準備に入る。

まるは鳳来では登れるルートがほとんどなく、ビレイがメインになってしまうから心苦しい思いがあったが、それでも付き合ってくれて大変に感謝した。クライミングはともかく、ハンモックとランチを楽しんでくれたようでよかった。

 

そんな想いとは裏腹に登りの方はパッとせず、最終ピン付近で凡ミスを繰り返し落ちるトライばかり。12ルートを連日マシンガントライなんて前例がなくて、身体も限界が来ていたのだと思う。早々にレッドトライを諦めた。修行系になってしまうってこういうことなのか。

 

来週もシャムロックを打ちに来るというイワタさんの「来週も来ますか?」の問いに、僕は煮え切らない返事をかえして帰路へ。見学のため治山水エリアを経由して下山した。

 

帰り道ではまともに飲み物の蓋も開けられないほど握力が低下していた。それでも毎回のトライで最終ピンまで抜けれていたのはムーブの精度が上がっているためと信じ、モチベーションを絶やさずに回復に専念したい。

 

 

以下ムーブのメモ。(OS狙いの方は閲覧を控えてください)

僕の場合は、いわゆるドルフィンジャンプのような大掛かりなデッドやランジを極力減らして、核心部はすべてポケットで中継を入れて精度を上げることを目指した。

3ピン目まではキーホールドのみ記憶。3ピンをクリップ後にピン右側のスローパーでレスト。左手3本指ポケット、右手アンダーで両足を高めに決めなおしてから、一気に左手でピン下の4本指カチスローパーを取る。体勢を整えてからそのまますぐ左上のピンチに飛ばし、フラッギングで4ピン目クリップ。

右手はカチスローパーか3本指甘ポケットで補助しながら左手をガバピンチに移動。右足を決め直して、右手を中指で1本指ポケットへ。左足をポケットに突っ込み、踏み切って左手デッドで大ポケット(ガバ棚)を取り5ピン目クリップ&レスト(1つ目の核心終了)。

左手を2本指ガバポケット、右手を2~3本指アンダーに入れ、右足を高い位置に決めて身体を上げる。左を甘い3本指ポケットで耐えて左足を上げてからキョン気味に踏むと同時に、左手をピン横のガバピンチにデッド気味に飛ばし、最終ピンクリップ(2つ目の核心終了)。右手は複数の2本指ポケットがあるがここではレストは期待できないかも。

右2本指ポケットと左足踏み込みで身体を上げて、踏み替えてから右手がポケットから外れないよう、壁に身体を入れて左の3本指ピンチポケットを取り、ブラインドでリップのガバ(実質終了)を右で取る。左手もリップのガバスローパーに送ってから右ヒールで、右手をさらに奥のガバに送り、マントル返して終了。

 

<成果>

ドルフィン 5.12a ×(通算10try/4day)

ポケット・ア・ゴーゴー 5.11c ×(通算3try/2day)