椿岩に続いて、はじめての岩場巡りでハルさんと鳳来のパラダイスロックへ。
鳳来はガンコ岩に一度行ってみたけど、被りの洗礼を受けて逃げ帰ってきた苦い思い出がある。
当日は名古屋に7時半ごろ集合し、新東名経由で鳳来峡ICまで。9時すぎに駐車場着。まずは長い林道を歩いてアプローチ。
20分ほど歩いて、教育林のキャンプ場を右手に見ながら林道終点まで行き、道なりに踏み後を辿っていく。緩やかなハイキング道を15分ほど上がり、やや急登の尾根道をさらに15分ぐらい登るとルーフ状岩壁に出合う。
トポに記載はないがこの岩壁にも数本のボルト打たれている。
目の前を通り過ぎ、左から回り込むようにさらに登っていくと5分ほどでパラダイスロックの基部に到着する。アプローチは計50分ほど。
前日は丸1日雨で8mm/hの降水量があり、半ば諦め気味でアプローチしたがどのルートもパリパリに乾いていた。陽当たりが良いうえに被っているからか。気温は15度弱でヒルも見かけず。
スケールは短いもので10m、長くても15m前後の印象。どのルートもビレイするテラスは安定している。
まずは「ジャストミート 5.10b」でアップ。
相変わらずダミーホールドに惑わされてOSを逃したが、ホールド決めてから2便目でしっかりRPした。
今日のターゲットを「シャムロック 5.11a」に定めてヌン掛け便を出す。核心部は、レストポイントからのデッドで始まり、2段の小さいハングを乗り越すパートだと思う。
2便目はホールド決めが甘かったようでややルートから外れてしまいテンション。
3便目は核心パートはミスなく一気にこなせたが、最終ピンクリップ後に一段身体を上げたら終了点っていう本来落ちるはずないところで、焦って足さばきをおろそかにしたせいでフォール。4便目はヨレてダメダメなので回収便といった感じ。
流紋岩質凝灰岩に相性のいいシューズがよく分からないのでとりあえずジム用のコブラを履いてみた。足の切れにくいダウントゥで、フリクションに重視したソールが最適解ってことで良いのか?
同じ凝灰岩でも恵那の硬質凝灰岩とはまるで違う。
写真はシャムロックにトライするハルさん。
午前中は日当たり良好で真っ白な岩壁に眩ささえ感じるほどだが、午後は陽が陰って少し寒い。
最後は「花鳥山川 5.11b」にお触りする。
1便だけの印象ではシャムロックより相性がよさそうな感じ。壁の黒くなっている部分あたりが核心っぽくて、そこのムーブはまるで分らなかったが...
とりあえずトップアウトして今日は終わり。
詰めが甘く、めぼしい成果はなかったが楽しかったなあ..
<成果>
ジャストミート 5.10b RP
シャムロック 5.11a ×
花鳥山川 5.11b ×