初めての椿岩へ。
7時ごろに名古屋を出て、小岐須渓谷キャンプ場の駐車場に8時着。新名神鈴鹿PAのスマートICから10分ほどの距離なのでアクセスは良好。アプローチは徒歩10分で看板やフィックスも張られていてコンビニエンスな印象のゲレンデ。
ハルさんと夏に偵察に来たときは雨上がりで、ヒルの大群に襲われて情けない叫び声をあげて撤退してきた苦い思い出がある。寒くなってきたし、もういないだろってことで、満を持して女々しいコンビで凸。
前日まで雨で、朝方にもパラついて林道は水たまりだらけだったのでビビりながらアプローチしたけど、ヒルは全く見かけず。
気温は14度で湿度70%ほど。空模様もスッキリ青空で気持ちよかった。
クソみたいな前置きはおいといて。
椿岩のような石灰の岩場はほとんど経験がなく、鳳来も洗礼を受けに一度だけ行ったきり。
古い岩場であるのでホールドはツルツルに磨かれていて、ポケットやコルネのホールドの形も相まってまるでジムみたい。ピン感覚も狭くて好印象。
まずは岩の性状に慣れるため、目についた簡単そうなものから取りついていくことに。
まずは「マタ・マタ 5.10c」でアップ。5.9のつもりで取りついたら終了点直下がとんでもなく悪くてテンション。福井から通ってらっしゃる常連の方によると終了点変更したときにグレード改定されたとか。2便出して早々に諦め。
有名ルートの「ケイブマン 5.11b/c」
これをやりにきたといっても過言ではないけど核心の下部がベタベタだったのでとりあえず放置。
核心は出だしとの常連さんからの助言と、下部のホールドが濡れているのでビビってプリクリした。OSトライはホールド探しと水のふき取りになってしまったが、2便目でRP
出だしもヒールが決まればそんなに難しくない。
同ルートにトライするハルさん。穴ぼこだらけでそこら中ガバに見えるわ。
次は、常連さんたちが掛けたヌンチャクをお借りして「アトランタ 5.11a」にトライ。テンテンでチョー情けない登りだったが、それぞれのムーブは問題なくできたのでホールドを覚えてしまえば落とせそう。個人的核心は下部。ショートルートだし次回もやりたい。
「メイストーム 5.11b」というルートが高度感バリバリで気持ちよさそうだったが中々空かず、時間も押してきたのでラストは「モンキージャスティス 5.10b」にトライ。
ちょうど二人のクライマーの目の前から取りつく。
取りつきから見上げるとこんな感じ。ヌンチャク9本フルに使う長いルートだった。
出だしはどっかぶり。被っている部分は全部ベタベタで足は信用できないままパワー系のムーブでどっこいしょ。乗越したらアルパインチックに3ピン分進んで、上部はパンプとの闘いだけど振り返ると景色が開けていてチョー気持ちよかった。変なカチを拾って少し左上したら、お隣の「いい感じ 5.11a」に入りかけて焦った。いつ振りかの死ぬ気のクライムダウンで復帰。ギリギリのmOSですっきり〆れた。
こじんまりとした岩場だけど、かんたんなルートからKO-wallの奥村さんが設定した12まで揃っているし(やれんけど)、ジム的で楽しかったので冬の間は積極的に通いたい。
<成果>
マタ・マタ 5.10c ×
燃えよドラゴンズ 5.10c RP
アトランタ 5.11a ×
モンキージャスティス 5.10b OS