Almost boring

いいかんじに三十路突入

【瑞浪】灼熱の屏風岩

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中央道で瑞浪

御在所前尾根でマルチピッチの練習の予定だったが、相方の鈴木が南アルプスにて足を痛めたためアプローチの短い瑞浪の岩場に急遽変更。瑞浪屏風岩は低山で、さらに陽当たりが良すぎる為にシーズンは夏以外の涼しい時期と聞いていたので午前中でサクッと登って帰る予定となった。午後をサボるための言い訳を得た僕らは嬉々として瑞浪へと向かった。

 

ロンパールーム

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ロンパールーム 5.8

最初にロンパールームに取り付いた。スラブだけど5.8だし大丈夫だよね、リードするわ、なんて威勢よく発射したものの離陸後1mで早々と蟬と化した。2ピン目と3ピン目の間が核心ぽい。鈴木にリードを譲ったが鈴木も同じ箇所をうまく越えられない模様。おかしいな、サクッとトップアウトして今頃次のルートに取り付いている予定だったのだが・・・。流れるは時間と汗ばかりで少し上がってはズリ落ちる大根おろしタイムがしばらく続いた。結局、トップロープを張り登ったがそれでも2ピン目が越えられずゴボウでA0してしまった。自分のスメア力を信じることができれば越えれるのだろうか。3ピン目以降は傾斜も緩く落ちようがないスラブだった。

 

秀則コーナー

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秀則コーナー 5.9

次は秀則コーナーに取り付いた。ちょうどコーナーの真ん中にクラックが走っており下部ではフットジャムが良く決まる幅でだんだんと細くなっていき最上部でフィンガーがギリギリ決まらなくなる。 トポにはステミングで登ると書いてあったが、クラックのムーブで登っていける感じだった。ダサいレイバックをこれ見よがしにかましながらブヒブヒ登った。数テンしながらも何とかトップアウト。

 

原住民

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原住民 5.10bc

日差しもマッハになってきたので最後は原住民。クライミングシューズのゴムの黒い部分が暖められて履いているだけ火傷しそうな感じだ。鈴木と交代して登ってみたが中間部以降のムーブがバラせず二人共トップアウト出来ないまま暑さに負けて終わった。

瑞浪は距離も近いしアプローチも短いので涼しい季節になったらもっと通いたい。

初めての瑞浪はこのように惨敗で終わったが、滴る汗に夏を感じる気持ちの良い一日だった。

 

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