Almost boring

いいかんじに三十路突入

【御在所】一ノ壁

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御在所 一ノ壁

大学の第1回目の卒業試験まで1週間を切ったが、岩トレの方もサボってはいられないのでゲン、トシヤと3人で御在所へ。6時半すぎに名古屋駅で2人をピックアップし東名阪で菰野ICへ。開通後、初めて菰野ICを使ったが四日市ICを使うときとは比べものにならないくらい便利で驚いた。

 

上の写真は本日のものではないためガスガスだが当日はクソほど晴天。終了点でビレイしている時は天日干しされているような感覚だった。ハイカーもクライマーも満員御礼といった感じで、一ノ壁基部にはすでに順番待ちしているパーティもいた。準備したり、ガイド業でいらっしゃっていた先生と話しながら順番を待った。

 

リード未経験のゲン、トシヤがリードで登れるようにするために、バックアップを取った状態で疑似リードで登るのが今回の目的だった。手順としては、僕が1番手でリードで登り、上で支点ビレイをする。2番手は僕に確保された状態で、登りながら中間支点に2番手と3番手を繋いだロープを掛け替えながら登る。終了点では、2番手自身で支点構築し、3番手をビレイする。つまるところ、ランナウトの恐怖はないが、リードとしてやるべきことは全部確認できるはずということだ。

 

・1本目 2ルート Ⅳ

1番手僕、2番手ゲン、3番手トシヤ。

ウォームアップと手順の確認。ドタ靴でも登れるルートだが気を抜かないように。

 

・2本目 3ルート Ⅳ+

1番手僕、2番手ゲン、3番手トシヤ。

少し前までは3ルートですら一瞬ヒヤッとすることもあったが、一抹の不安なくリードすることができ個人的には成長を感じた。(まだまだグレードは低いが・・・)

 

・3本目 左トラバース V

1番手僕、2番手トシヤ、3番手ゲン。

離陸地点で出発待ちしている時に手掌大の落石が弾丸のようなスピードで自分たちの後ろを落ちていき肝を冷やした。混雑している岩場だし、せめてラクのコールしてほしかったな。

左トラバースのトポは、近接するルートのトポと間違いやすいためルートを探り探り進んでいった。クラック沿いに左上していきハングを超えたら直上し、左ルートのすぐ右に沿うように登る。核心は終了点直下かな。 今回はシングルにしたけど屈曲が多すぎてロープがめちゃくちゃ重かったので次回はダブルでいこうと思う。

 

その後は兎の耳でトップロープ張って少し触っていこうということになり、自分が回り込んで張る役を引き受けた。右から回り込み耳の一番上の尖塔に出ることはできたが、前面に回り込む方法がわからない。なんて迷っていると足元のクラックから1mほどの蛇が出てチビりそうになる。ビビって即懸垂で降りて練習終了としましたとさ。とほほ。