常念山脈縦走、2日目ファイッ!!!
本日の行程は、燕山荘から常念小屋までの稜線おさんぽルートです。
1日目はこちら。
3日目はこちら。
本日の行程は以下のようになります。
【 燕山荘(テント場)▶︎ 大天荘 ▶︎ 常念小屋】10.2km 活動時間7時間29分
燕山荘(07:40) - 蛙岩(08:23-08:26) - 為右衛門吊岩(09:13-09:14) - 切通岩(10:37-10:45) - 大天荘(11:24-12:20) - 大天井岳(12:26-12:38) - 東天井岳(13:43-13:47) - 常念乗越(15:59) - 常念小屋(16:07)
朝焼けを見てから炊事して、かなりゆっくりな7時半ごろスタートです。
天候は上々。立山方面までクッキリ見えます。
今年の残雪期にテント担いで槍ヶ岳に登った記事はこちら。
クソ強い日差しにジリジリ焦がされながら稜線を歩いていきます。
ほどなくして標識のある大下りのノ頭に辿り着きます。
ここからは一旦コルまで下りてから大天井岳まで登り返します。
燕岳と大天井岳の間には、蛙岩(げえろいわ)、為右衛門吊岩(ためえもんつりいわ)、切通岩(きりとおしいわ)という奇岩が存在します。
この標識があるまでに蛙岩があるはずなんですが、まさかのスルーw
確かに変な形の岩が多い箇所を通過してきましたが、「どえらいデカい岩があるなあ・・・。」程度で華麗にスルーしてしまいました。(反省)
その後の為右衛門吊岩もスルー・・・。(猛省)
登り返しのタイミングでガスに包まれて涼C。
登り返してから1時間ほどで前述した切通岩に到達します。
ハシゴの右側には、表銀座縦走路を拓いた喜作オジちゃんのレリーフがあります。
この喜作新道ができる前は中房から槍ヶ岳まで3〜4日かかっていました。それを1日で槍ヶ岳までたどり着けるよう新たに道を拓いた功績としてレリーフが作られたようです。
槍ヶ岳直下にある殺生ヒュッテの前身である殺生小屋も喜作オジちゃんにより建てられました。小屋の建築に際して、一晩で殺生小屋から中房まで下りてトタン60kg分を担いで再び殺生小屋まで担ぎ上げたという逸話が残っています。とんだスーパーマンやないか!
切通岩を過ぎると常念岳方面と槍ヶ岳方面(喜作新道)への分岐点があります。
大天井岳山頂・大天荘へは常念岳方面へ、大天井ヒュッテ・西岳へは槍ヶ岳方面へ進みます。今日の目的地は常念乗越なので常念岳方面へと進みます。
分岐から大天荘までは100mごとに標識があります。
大天荘にたどり着いたところでガスも消え始めました。
大天荘ではインディアン・ランチ(¥1,300)を注文。
大天荘半端ないって!高度3000m近い稜線にある山小屋なのにカレーナン出てくるんやもん!しかもめっちゃうまい。そんなんできひんやん普通・・・。
いや〜美味しかった。
大天井岳でテント泊だとしても食事だけは大天荘でとりたい。山荘内もトイレも信じられないほど綺麗。受付のお姉様も綺麗。大天荘ハンパないな。
その後はザックをデポして山頂までピストン。
信州側はガスガスだけど、上高地側の展望は◎
すぐ下には大天荘が見えます。
先に見えるのは、東天井岳・横通岳・常念岳。この稜線をずっと歩いていきます。
まさに天空の散歩道。
東天井岳も横通岳もピークは巻いて通ります。横を通るダケです。
いい感じのガスり具合で暑さをそれほど感じることがなく、3時間ほど歩いて常念乗越に到着です。
常念小屋でテン場の受付をして、ビールを買って設営です。
幕営量は¥1,000/人と割高。
小屋は大賑わいでしたがテン場は閑散としており快適でした。台風直後だからかな?
夕焼けも綺麗な焼け具合だったそうです。(ビール飲んで爆睡したので相方が撮影)
夕方になってもテント数は対して変わらず。
3日目に続くッ!
1日目はこちら。
3日目はこちら。