またもベストキッド喜田と二人で瑞浪へ。
前回来た時からちょうど一ヶ月ぶりくらい。
前夜はお互い酒をガブガブ飲んでいたので朝は少し遅めなスタートで岩場に10時過ぎ着。喜田の希望でまずはスラブのロンパールームから始めた。
ロンパールーム 5.9
前回は核心でA0してしまった。ていうか5.8のルートだと思っていたが今回トポを見直してみて初めて5.9だと知った。9だと知って少し安心してしまうそのメンタルがもう既にザコだし情けない。ママのお腹からやり直すか?お?
リードは喜田。数回テンションを掛けながらもトップアウトした。
僕はフォローで上がるものの前回と同じ核心部で何度も落ち、初っ端から心が砕ける。少し休憩しようと喜田にセカンドビレイのロックを緩めて下ろしてもらおうとしたらロープが流されてしまったようで一気に落ちた。あわやグランドしかけたが幸い地面の数センチ上で止まりミッションインポッシブルだった。イーサンハントになった気分だったとか言ってらんないくらい冷や汗かいた。あー怖かった。
現在、打ち身の痛みと戦いながらこの記事を書いております。でも喜田が一番しょげてた。大きな怪我がなくてよかったね。ロワーダウンは正規の方法で慎重に行いましょう。
お互い気分も萎えてしまい、簡単なクラックを触りに行こうで全会一致し移動した。
あ〜らよ! 5.8
ワイドクラック入門ルート。
オブザベの感覚でこれは登れるな〜と思ったがカムのサイズが全然足らずトップロープで取り付いた。僕より登れる喜田が結構苦労していたので先が思いやられる。
トポにはフィスト〜オフウィズスとあった。
僕は下部から一貫して右アームバーと右足〜膝で交互にロックしながら、左足はスメアで補助し、リズムよく体を上げていったら意外とすんなり終わった。クラックのムーブに慣れていないので体力だけが死活問題で割れ目に挟まったままハァハァしてる完全に気持ち悪い人だった。この登り方が正解かはわからないが気持ち良かった。
少し休憩して原住民のムーブをバラしに移動した。
原住民 5.10b/c
前回は全く登れなかった原住民。解析済みの喜田がムーブを思い出しながら登っていく。交代しながら各々のムーブをブラッシュアップさせていく。何本か目で喜田はトップアウト。
ちょうど上の写真の中段のフットスタンスに足を乗せてから右手でツブを掴んで体を上げるのだが、僕はどうしても上手く掴めずに呆れるくらいフォールした。喜田によるとさらに上部が核心らしいのでTOする日はまだまだ遠そうだ。
前回よりは上へ上へと来ているので、それでいいのだ。
しゃあないから喜田がTOした写真を乗せておいてやるよ。隣は無様な僕のケツな。
しかも喜田が履いてるの僕の靴な。NTRってこんな感じなのかな。知らねえけど。
帰りにウンコ踏めばいいのに。
まあ今回も色々あったが個人的にはワイドクラックの面白さに少しだけ触れることができてなんだかすごくワクワクした。今年の冬は国試勉強で長期の山行はできないだろうからちょくちょく瑞浪に顔出したいな。